※注意!こちらの感想はちょこちょこネタバレを挟みます。
これから観にいかれる方でネタバレを気にされる方は読まないでくださいね^^;

去る、6月12日。

満を辞して、映画閃光のハサウェイを観てきました〜!!
私が小説を読んだのが高校生くらいだったので、かれこれうん十年経っていて
詳細な内容はうろおぼえではあるんですが…。

内容が内容なのでね…とにかくガンダム史上最悪に後味の悪い物語だったのを覚えています。
その物語がなんと、大好きなアニメーターである村瀬修功氏が監督をされるということでまず思考がぶっとび、キャラクターデザイナーはTV版Zガンダムから大好きだった恩田尚之氏。
第一報は確か2年くらい前だったと思いますが、超絶作画で有名な両氏がどんな強烈なビジュアルを打ち出してくれるのかも楽しみにしておりました^^

小説版のガンダムは北爪氏や美樹本氏がメインで挿絵を描かれていたので、シャープで耽美な印象のある御二方の絵柄がどんなふうにあのもんちっ…じゃなくて東洋人顔の主人公を味付けしてくれるのかわくわくしです♡

公開日はコロナ禍のせいで2回の公開延期を余儀なくされ、
5月7日からおよそ1ヶ月後の6月11日に公開されました。

いや1ヶ月くらいどってことないですよ。
だって原作小説は1989年発刊ですよ?しかも完全なバッドエンド作品。

映像化されるなんて、読了当時はまったく想像できませんでしたし、UC好きのガノタは最早新作映画なんて見ることはできないと諦めていましたのでこんなボーナストラック的映像作品、1ヶ月なんて余裕で待てますよ…T^T

さわやか好青年の風貌と、擦れた思考の草食系男子な印象のハサウェイw
ちんちくりんのアジア人ではなく、おだやかさと危うさを秘めた
ミステリアスな青年として描かれていたのがよかった。
女豹というよりは、洞察力とか霊感の鋭い巫女さん的な印象の
ギギ・アンダルシア。小説版の200倍可愛くなって大好きになった^^

そして私は、公開日翌日の12日土曜日、地元で一番大きなスクリーンで見るぞと心に決めて観てきました!!(前置き長い)

それが…

それが…もう。

映画の冒頭20分ほどは公式が動画サイトで配信してくれて観てはいたのですが
なんだこの、作画でぶん殴ってくるアニメは。

そして、期待通りの村瀬監督の絶妙な空気感と、恩田先生の超絶美麗な作画、モーション。

これをガンダムでやるのか、というほどの行間。

すべてが充実している。満ちている。もはや真空。
色即是空、空即是色。

見えないバックボーンが透けて見える、この43年もの累積を。

閃光のハサウェイ、ハサウェイが生きて25歳で居る。

息をしている。
そしてこの、マフティーという場所が彼の青春であるのだと。

一つ一つのシーンが、地球圏というスフィアの情景を神秘的に見せている。
アムロとシャアが、まだここにいる。

一年戦争が一つの歴史としてあった場所。
でもそこに、終わらない西暦の痕跡があって

ハサウェイ・ノアという現実を苦しめている。

宇宙世紀はまだ平等に人々にやってきてはいない。105年たってさえ。

ああ、それを観てもアムロは待つ、と言ったんだな…。

サイコフレームの残留思念の中で、人々を祈るように観続けているんだろう。

今回の映画を観て、あらためてアムロは特別なんだと思った。
引力に引かれる人々の争いを観てなお、シャアを止められる強さがあった。
ハサウェイは普通の子供すぎた。

というか、最初から最後まで緩むことのない緊張の糸が一本あって、非常に鋭角的な印象。
富野監督の物語をただなぞってなんかいない。これは村瀬監督作品だ。

この緻密さと鋭角さは富野監督にはない。

解釈は異ならないのに、カタチの違うもの。なんという世界観。

観たい景色をさらに想像を上回るイマジネーションで見せつけられれば、理解力が追いつかずに
成すすべなくスクリーンを見上げながら口をぽかんと開けたまま、
次の1秒を固唾を飲んで見守るしかないんですね…。

自然と引き込まれていく。
とんでもない緊張感と恐怖と焦燥が、最初から最後まで続くとても良い映画でした。

+

ハイ。ホンデワ。
真面目な感想はさておき、こちらもネタバレにならない程度の萌語りを。

……わかっちゃいたけど、恩田氏のキャラデザがえっちすぎて!!!!!!
ギギちゃんかーーーわーーーーいーーーーーーーいーーーーーーーーーーー!!!!!!

想像以上にセイレーンでした…。めっちゃわし好み…。

もうあの、流れるような金髪とピンク色の唇、くっきりしたアイラインと太い眉。
北欧系のお顔立ち。
ちょっとガンタムWのドロシー嬢を彷彿とさせる凛とした美少女。
多分村瀬監督の好みなんだろうなwと思わせる透明感のあるキャラクターデザイン。
繊細かつクリアな作画で、小悪魔というより、知性と清廉さが際立つ造詣がたまりませんでした♡

そして今回特筆すべきなのは…!

ハサウェイ…!!!!!!!!!あんたいつのまにそんなええ男に…!

ブライトさんとミライさんゆずりの地味な←大変失礼 ある意味安定感抜群の東洋人顔だった君はいずこに…w!
いや、むしろアジア人顔が、周囲のキャラクター(欧米系の顔)と一線を画すミステリアス感と、妙な親近感を感じさせる雰囲気がめっちゃいい。
大事なシーンで、表情がすっと素になったりお目目がキラキラするのに目が離せません。
とても魅力的な、相反するものを抱えた瑞々しい青年像に仕上がっていてどんどんハサウェイが気になる男子に…^^
そんでもってベビーフェイスなのにすんごい体型がセクシーなのたまらんです…。
今回の映画は実写ドラマのように芝居がセクシーなのもあってか、これは…あかんですよ…♡
ハサウェイの仕草や所作が美しくてえっちとしか言いようがないwww

そうそう。スーツがね。もうほんま、あれはあきまへん。
スーツとかワイシャツ似合うのがたまらんの。
サイコパスとかでもそうでしたが、恩田氏のキャラクターデザインなのできっと素敵な青年に生まれ変わるんだろうと思っていましたが、予想をはるかに越えていました…。
もうこれは全部全部恩田神にもっていかれた。
ありがとうございます。新生ハサウェイは心のオアシスです!!

そしてラスト、ケネス大佐…。べ様の芝居が最高すぎた!!!

恩田先生のキャラデザと声のマリアージュよ…。セクシーだけじゃなくて、洒落ものだけじゃなくて、軍人として地に足のついた台詞回しにニヤニヤしてしまう。

MS戦で指揮を執ると豹変したように粗暴なキャラクターになるの、個人的にはグッときました…。
なんつうか、冒頭のハイジャックシーンではギギとハサウェイのやりとりが中心だったので、なんとなく軽薄さとか好青年ゴリラwっぽい感じだったんですが…ここにきて突然のドSっぷり。

ケネスの性根の逞しさが、快活さにあるわけではない、公人としての辛辣さを描くところを見ていると「あーw富野作品だ」

って思うドM視聴者ですw

三部作ということで、これからどんどん作戦や軍事行動が主体となって動いていく中
キャラクターたちの心の変化と着地点がとても気になる作品になりました。

続編を早く見たいし、映画館でもう一度見て観たい。
そしてもっと世の中に村瀬監督のセンスを知らしめたい(何者w)
そう思える作品でございました!

コロナ禍の折、映画関係者のみなさまは本当に不安だっただろうし
今までであれば感じえないご苦労などあったと思います。
映画を届けてくださりありがとうございます。
製作スタッフのみなさまに感謝をこめて!

次回作も楽しみにしております〜(_人_)

もこ

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